わたしたちの保育

1歳児の保育

食事

1歳児期の食事は、食べる事を自分の行為として獲得する為の練習期です。
歯もある程度生えてきて、大人とほぼ同じ材料、調味料で調理します。
自分で歩けるようになるようになり、椅子に座って食べるようになります。
食べ物を手で取って口に入れようとする(手づかみ食べ)から手つまみへと上達し、スプーンを持って食べるようになります。
大人はすくいにくい物を切り分けるなど、補助役割に徹するようになり、子どもが意欲を持って食べられるような適切な援助の方法や環境作りを心がけています。
楽しく食べられるのがいいですね。
      

睡眠

睡眠

午前中起きていられる時間が長くなり、ほとんどの子どもが食事をしてから寝るようになります。
ベッドの場所はいつも変わることなく同じ場所に置きます。
そうすることで“自分の場所”を認識し安心してゆっくりと睡眠がとれるようになります。
ベッドは床から少し高くなっているので、ほこりを吸いにくく、振動が伝わらず、通気性の確保にもなっています。

着脱

着脱

今まで大人に手伝ってもらっていたのが、少しずつ自分でしてみようという気持ちが育ってきます。
“自分で”という気持ちを大切にし、着脱の方法を言葉や身振りで伝えたり、子どもが助けを求めてきたときに手伝うようにします。
“できた”という喜びを一緒に感じ、自信がついていく中で次のステップへの意欲が育つといいですね。

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排泄

オムツからパンツへと移行していく大切な過程の時期です。
おしっこが出たいうサインを大人に表し始めます。(オムツをたたいたり、言葉で知らせたり)
トイレットトレーニングは、まず便器に慣れることから始めます。
個人の排尿感覚を知り、間隔がある程度一定になったらオムツが濡れる前に便器に座るようにし、便器での成功を増やしていくなどして進めていきます。
嫌がるときは無理をせず、便器に座ることから始め、おしっこが出たらたくさん褒めてあげるようにします。

お気に入りの布パンツをはくのも楽しみです。
「お兄ちゃん(おねえちゃん)パンツ!!」と自慢げに見せてくれますよ。
個人差もあるのでひとりひとりのペースに合わせ、焦らずに進めていくことが大切です。
          

あそび

身体的に大きな成長発達が見られる時期です。
いろいろな遊びの中で歩く、走る、転がす、投げるなどの基本的な動きを繰り返すことで、身体の様々な発達を促していきます。
また、手指の細かい動きが発達し、積み木を積んだり並べたりできるようになります。ねじる・つまむ・ひねるといったより複雑な手指の動きも可能になります。
観察力がついて、大人やお友達の動作の模倣をします。
お人形を寝かせて布をお布団代わりにかけるという動作などもよくみられるようになります。
四つ這いや、歩き始めたばかりの子どもがいることから、沢山動いて遊べる環境にしています。
部屋の中を探索する中で様々なものを見たり触れることによって、そのものの素材、形、性質を知り用途などを理解していきます。
また自分の周りに道具を集めて“たくさん”“いっぱい”を好むことから、ひとりひとりの子どもに十分な道具の量と空間を用意するようにしています。

わらべうた

『わらべうた』は、他の歌に比べると音域が狭い為、小さなクラスの子ども達にも発声がし易く遊びの1つとして取り入れています。
『わらべうた』には、遊びが伴うものも多く、担当保育士と1対1で触れ合うことで情緒の安定をはかり関係を深めていきます。

感情

自己主張が強くなり何を言っても「イヤイヤ」など…“自分”という自我の意識が芽生えてきて、自分の思い通りにならない葛藤が出てくるのもこの時期の特徴です。
「○○だから嫌だったんだよね」など、子どもの気持ちを受け止めて、子どもの分かりやすい言葉にして代弁することで気持ちの整理ができ、感情のコントロールができるようになっていくのだと思います。
どうしたらいいのかをきちんと把握して声をかけ援助していく事が大切ですね。

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0歳児 ほたる組
1歳児 とんぼ組
2歳児 てんとうむし組
3/4/5歳児 かぶとむし組
3/4/5歳児 ざりがに組
学童保育 はなみキッズクラブ

※使用している写真は既存園のもの、もしくはイメージです

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